LINEを利用しているとプライベートとビジネスでの使い分けが難しいと感じることはありませんか?中には複数台スマホを所持してLINEを使い分ける人もいます。
この記事では、LINEで複数のアカウント(捨て垢・裏垢)を作成したい人のために作成方法を紹介します。
LINEで捨て垢・裏垢は作成できる
普段使いしているメインのアカウントとは別に、一定期間しか使用しない捨て垢やネット上でのやり取りにのみ使う裏垢を作成したいと考えたことはありませんか?捨て垢・裏垢は、様々な使い方ができるので所持していると役立つ時もあるでしょう。
結論から言いますと、捨て垢・裏垢は簡単に作成することができます。ただし、2021年8月現在1アカウントにつき1つの電話番号が必要となっているため、アカウントを作成する場合は電話番号が必要になります。
以前はFacebookアカウントと連携するといった方法を用いて、電話番号無しでLINEアカウントを作成することができましたが、規制が厳しくなったことでこの方法を使うことはできません。
多くのLINEユーザーはアカウントを作成する際に、自分の端末の電話番号を使用しているので、2つ目以降の捨て垢・裏垢を作成する場合は、アカウント作成に使用したものではない電話番号を用意する必要があります。
もし、すでに使われている電話番号を新規アカウントの電話番号に登録してしまうと、既存のアカウントのデータが消失してしまいリセット状態となるので注意してください。
捨て垢・裏垢作成に使用できる電話番号
捨て垢・裏垢作成に使用できる電話番号は以下となります。
- 固定電話
- 2台目端末の電話番号
固定電話を使用する場合は、家族や店舗、会社等ですでに別のアカウントを作成している場合があります。
その場合、アカウントの作成を試みるとすでに作成していたアカウントがリセットされてしまうのでご注意ください。
スマホ2台持ちなど複数の端末を所持している場合のほか、電話番号がない端末であっても、SMS機能が付いている格安のSIMカードを取得することで、問題なくアカウントを作成することができます。
捨て垢・裏垢の作り方
捨て垢・裏垢の作成方法は、メインのアカウントを作成した方法と同じです。
スマホアプリ「LINE」をインストールして、アプリ画面の「LINE始める」からアカウント作成を画面案内に沿って行ってください。
固定電話やSMS付きSIMカードで本人認証の方法が通話かメッセージとそれぞれ異なりますので気をつけてください。
捨て垢・裏垢作成の注意点
捨て垢・裏垢作成の注意点を紹介します。捨て垢・裏垢を利用する際に気をつけたい点についても伝えているので、気になる人は確認してください。
Facebookアカウント連携で作成はできない
捨て垢・裏垢作成する際に、上記でも少し触れましたがFacebookアカウントを連携して行うことが2020年4月からできなくなりました。
しかし、このサービスの提供が終了する前に作成されたアカウントに関しては引き続き使用できます。
現在はこの方法を利用することはできませんが、以前は1つ電話番号があれば複数のアカウントを作成することができました。
ログインできるのは1つのスマホで1つのアカウント
捨て垢・裏垢などサブアカウントを作成したあと、LINEは1台のスマホで1つのアカウントにしかログインすることができないので運用するには便利ではないと言えます。
1台で複数のアカウントでLINEを利用するには、アカウントを変更する度にアプリを削除して、再度ダウンロードしてログインする必要があります。
この場合、バックアップを取るのを忘れるといった原因でトーク履歴が消えたりするおそれもあります。
捨て垢・裏垢の活用方法
メインのアカウントを合わせて複数のアカウントを所持している人がサブアカウントをどのように役立てているかを紹介します。
プライベートとビジネスを分けられる
ビジネスの知り合いが増えて来た場合、メッセージの誤送信が起こる可能性があります。
複数アカウントを所持している場合は、誤送信が起きる可能性が限りなく低いのでそのような心配をする必要がありません。
ネット上で知り合ったユーザーと連絡を取る
メインアカウントを本名で利用している際に、SNSなどネットで出会ったユーザーに教えたくない場合にサブアカウントがあれば助かります。サブアカウントであれば都合が悪くなれば削除できます。
メインアカウントの代わりに教えられる
知り合いの紹介や合コン、マッチングアプリ等で出会った時に周りの第3者の目が気になる理由で、身元がわからない相手に教えなければならないことがある場合にサブアカウントは役に立ちます。
捨て垢・裏垢作成よりおすすめの機能とアプリ
上記で捨て垢・裏垢の作成方法を紹介しましたが、作成するより手間がかからない方法で、同じように活用できる方法があります。
オープンチャット
一定期間の使用が目的であったり、プライベートがバレたくないため、2つ目以降のLINEアカウント作成を考えている人にオープンチャット機能を利用することをおすすめします。
2019年に提供をスタートしたオープンチャット機能は、オープンチャット専用の名前とアイコンを設定することができ、友達リストに関係なく不特定多数の人と匿名で会話を楽しめます。
オープンチャット機能からLINEのメインアカウントを特定されることはないので安心して利用できます。
オープンチャット機能を利用すれば実質いくつものアカウントを所持しているのと同じ状態となるので、わざわざ手間をかけて2つ目のアカウントを作成する必要はありません。
イベント用や趣味用に専用のグループを作成してメンバーを招待すれば、メインアカウントとは別に会話ができます。
普段使用している通常のトークルームと基本的な操作が変わらない上、写真やスタンプ機能も使えます。
オープンチャット機能の使い方
オープンチャット機能は外部サービスではなく、LINEの公式機能なのでホーム画面から利用することができます。
ホームから「オープンチャット」をクリックして「+オープンチャットを作成」から新しいグループを作成して会話を始められます。
LINE WORKS
LINE WORKSはビジネス版のLINEで、プライベートとビジネスでLINEアカウントを分けたいという人に向けたサービスです。利用するには、無料のアプリをダウンロードする必要があります。
通常のLINEの機能に加えて、掲示板やカレンダー等ビジネスシーンで活用できる機能が用意されています。
「LINE」と「LINE WORKS」でアプリが分かれているので、誤ったメッセージを送ってしまう可能性はありません。
また、LINE WORKSを利用する際に登録する電話番号はLINEに登録している電話番号で大丈夫なので、なにも用意する必要なく、簡単に始めることができます。
まとめ
LINEで捨て垢・裏垢を作成する方法を紹介しました。コロナの影響もあり、見えない相手とコミュニケーションを取る機会が増えた人も多いと思います。複垢・裏垢、オープンチャット機能等を上手く活用して、快適にLINEを楽しみましょう!