この記事ではYouTubeのチャンネルページのURLをすっきりスマートに見せることができるカスタムURLの設定方法について紹介します。
カスタムURLとは
カスタムURLとは、自分のYouTubeチャンネルのURLを好きな文字列で作成することができる機能です。
本来は数字やアルファベットの羅列となっているURLですが、見栄えが良くすっきりとした印象を与えることができるので、企業の公式チャンネルの運用を考えている場合はカスタムURLを活用することをおすすめします。
カスタムURLを利用するには条件がある
カスタムURLはYouTubeのユーザー誰もが利用できる機能ではありません。YouTubeが規定した条件をクリアして初めてカスタムURLを利用することができます。
その条件が以下となります。そこまで難しい条件ではないですが最短でも1ヶ月以上かかるので、カスタムURLを利用したい場合は、これらの条件を目標として動画投稿を頑張りましょう。
- チャンネルのアイコン写真をアップロードしている
- チャンネルアートをアップロードしている
- チャンネル開設後30日が経過
- チャンネル登録者数が100人以上
YouTubeのカスタムURL設定方法
カスタムURLを設定する方法を以下で詳しく紹介しています。
- YouTubeを起動してログインします。
- プロフィールアイコンをクリックして「設定」をクリックします。
- 「詳細設定」の「カスタムURL」の「こちら」をクリックします。
- 「チャンネル設定」の「こちら」をクリックします。
- 希望するチャンネルの文字列を入力して「カスタムURLの利用規約を読んだうえで、内容に同意します。」にチェックを入れて、「URLを変更」すれば完了です。
カスタムURLを利用する際のポイント
カスタムURLを利用する際のポイントをまとめました。
日本語のチャンネル名の場合
カスタムURLのかたちは「youtube.com/c/○○(チャンネル名)/□□(好きな文字列)」というように構成されます。
チャンネル名が日本語の場合、URLに含まれた際に自動的に英数字に変更されてしまいます。この対処法として一時的にチャンネル名を英語に変更すれば、文字列が変更される問題を回避することができます。
英語表記のチャンネル名がカスタムURLに反映された後にチャンネル名を日本語に変更すれば英語のチャンネル名がカスタムURLに含まれることになります。
一つ注意点を上げるならチャンネル名の変更は90日に3回のみと制限があるので、すでに90日以内に2回名前を変更しているのであれば、チャンネル名を英語に変更してしまうと90日間日本語のチャンネル名に戻すことができなくなるので注意が必要です。
YouTubeサポートに依頼することも可能
通常のカスタムURLの変更手順では「YouTubeのチャンネル名」もしくは「YouTubeのチャンネル名+任意の文字列」の2パターンの変更しか行うことができません。
しかし、YouTubeのサポートに依頼することで、上記のように一時的に英語のURLに変更せずとも、自分の好きな文字列のカスタムURLに変更することが可能です。
YouTubewサポートに依頼する詳しい手順は以下となります。
- YouTubeのヘルプページへアクセスします。
- ヘルプページ「サポートを受ける」をクリックします。
適切な項目を選ぶと「ご不明な点がある場合は、クリエイターサポートチームにお問い合わせください。」という選択肢が出るのでクリックします。
入力フォームに必要事項を記入して「英字のみのカスタムURLを使用したい」とサポートに伝えます。
変更後のURLにリダイレクトされない
カスタムURLを設定しても以前の英数字の羅列URLは利用することができます。以前のURLを検索しても正常にチャンネルが表示されます。
ただし、カスタムURLからカスタムURLに変更した際には以前のカスタムURLは使用できなくなるので注意が必要です。
カスタムURLの設定が上手くいかない場合の原因
カスタムURLの変更設定が上手くいかない場合の原因をまとめました。
条件をクリアしていない
カスタムURLを利用する際に条件が必要となると上記で説明しましたが、その条件をクリアしていない場合はカスタムURLの変更ができません。
クリアまでに時間がかかるコンテンツとしてチャンネル登録者数100人が挙げられます。
地道にコツコツ動画投稿を継続して行えば徐々にチャンネル登録者を増やすことができるので、根気よく続けることが重要です。
設定変更に回数制限がある
カスタムURLの変更は1年間に3回までと制限されています。ですから、4回目以降変更を行おうと試しても変更することができません。この場合は、1年間過ぎるまでしばらく間隔を空ける必要があります。
ペナルティを受けている
カスタムURLの変更を試みているチャンネルがペナルティを受けている状態であればできないことがあります。
これまでに投稿した動画がペナルティを受けている場合、チャンネルの機能に制限がかかってしまうことがあります。
解決策としては時間が経過すること以外ありません。目安として1つの動画が削除された場合、半年間の期間が経過するまでYouTubeの機能に制限がかかります。
まとめ
YouTubeチャンネルのURLは視聴側のユーザーはそこまで気にすることはありませんが、チャンネル運営側のユーザーであれば気にするところかもしれません。
チャンネルURLをチャンネル名に合わせることでブランディングにも繋がるでしょうし、文字の羅列ではないキレイなURLを見て「ちゃんとしているチャンネル」と判断する人もいるかもしれません。
カスタムURLは必ず利用しなくてはならないという決まりはないので、もし興味があれば上記を参考に設定してみてください。