アフィリエイトサイトを運営したことがある人なら一度は使用された経験があるだろうxyzドメイン。低価格で購入できることから信頼が出来ないドメインなのか?SEOの効果はあるのだろうか?と考えてしまう人が多いと思います。
この記事では、xyzドメインはSEOに不利なのかどうかを紹介します。
xyzドメインとは
xyzドメインは2014年に誕生したTLD(トップレベルドメイン)です。特定の領域や分野ごとに使用が限られていないので、様々な用途で使用できることが特徴です。
お名前ドットコムのxyzの説明によると、ドメインのxyzは世界中に共通する誰もが知っている綴りであるため一度耳にすると忘れられないとか。
それでは、TLDにどのような特徴があるのか見ていきましょう。
とにかく安い
「.xyz」ドメインや「.work」はとにかく安いです。他のTLDと値段を比較するとわかります。「com」であれば、購入に1000円程度かかりますが「xyz」の場合は、わずか数十円となります。
費用が安い為、初めて独自ドメインを使用してサイトを立ち上げたい方におすすめですし、他にもアフィリエイト目的でペラサイトを量産している方にもおすすめです。
ただし、一つ注意していただきたいことがあります。ドメインの購入費用は安いのですが、更新費用は1600円程度かかりますので、2年目以降は高くなることを忘れないようにしましょう。
SEOに影響はあるのだろうか?
xyzドメインのSEOの優劣に関する情報はネット上に溢れています。その中にはxyzドメインを使用すれば上位表示されないと言及しているものもあります。
上位化しずらい
xyzドメインを使用すると上位化しづらいと言われていますが、これはドメインが原因なのでしょうか?xyzドメインはかなり安く取得できるので、アフィリエイト用のペラサイトを作成する際に使用される頻度が多いです。
したがって、上がらないのはサイト内のコンテンツが少なかったり、ニッチなキーワードでSEO対策を行っていないといったようなペラサイト側の原因が多いのではないかと私は思います。
一昔前であれば、上位化していたペラサイトでも、現在はペラサイトの母数が増えたことでこれまで通りに上位化させることが困難となっています。
ですから、ドメインに限らず上位表示させたい場合には、複数ページが存在して文字数も多いサイトを作成する必要があるでしょう。
インデックス・評価が遅い
また、Googleはドメインの種類によってSEOの効果が変わらないと公言していますが、安い費用で取得できるドメインは「インデックスされるのに時間がかかる」「検索エンジンに評価されるのに時間がかかる」と言われています。
ですから、素早く上位表示を目指すなら、Search Consoleを利用してなるべくはやくクロールされるような施策と、ユーザーが満足する質の高いコンテンツを作成しましょう。
.xyzドメインはブラックハットSEOには向いている
外部リンクを大量に貼るブラックハットSEOを行う場合は、xyzドメインの使用はおすすめです。「com」「jp」よりはるかに安く取得できるxyzドメインであれば、もし検索エンジンからペナルティを受けたとしても、1つ数十円なので損失を抑えることができます。
アフィリエイト目的のサイトで上位化を目指す場合に良く用いられるのが、いくつものペラサイトを作成してブラックハットな外部対策を行い、順位が出たサイト以外はドメインを捨てて、順位が出たサイトで上位表示を狙う手法です。
まとめ
今回はxyzドメインについてSEO効果があるのかを紹介しました。GoogleはドメインでSEOの効果が変わることはないと言及していますが、インデックスされるまで時間がかかったり、評価されるまでの時間が気になる方は使用を控えたほうが良いかもしれません。
一つわかっていただきたいのが、xyzでも上位化しているサイトはいくつもあるということ。ドメインも重要ですが、最も重要なのはサイトの中身だということを忘れないように。