この記事ではYouTube動画の終わりに流れる邪魔な終了画面を非表示にする方法を紹介します。
YouTubeの終了画面について
YouTubeで動画を見ていると終わりの数秒間に他の動画が小さく表示されることがあります。動画を最後まで見たいと思うユーザーにとっては見たい動画が見られないので邪魔だと感じることもあるでしょう。
動画によっては小さく表示される動画に合わせて専用の終了画面を設定している動画もありますが、そのような動画ばかりではありません。
終了画面の特徴とは?
終了画面を動画の最後に追加することによる特徴をまとめました。
チャンネル登録を訴求できる
終了画面の多くはチャンネル登録の訴求目的に使用されています。
人気YouTuberがエンディングに流している画面が終了画面に当たります。チャンネル登録のお願いの他、他の動画紹介やTwitterやInstagramなどSNSアカウントを紹介されていることもあります。
新しい動画を紹介できる
終了画面で他の動画を紹介することもできます。YouTube上には数えきれないほどの動画が存在するので、自分の動画を見てもらいチャンネル登録してもらうには工夫が必要です。
自分の見てもらいたい動画を宣伝するとその動画を見てもらう可能性が生まれます。ただし、終了画面を邪魔だと思っているユーザーであれば終了画面が出現した瞬間に動画再生を止めてしまうおそれもあるので気をつけてください。
動画の視聴を邪魔してしまう可能性がある
YouTubeの動画の中にはエンディングが表示される動画もありますが、エンディングの存在しない動画もあります。
エンディングが存在しない動画の場合、終了画面が動画と被ってしまっている場合もあり、動画が見られなくなることがあるので注意が必要です。
邪魔な終了画面を削除・非表示することはできるのか?
終了画面が邪魔だと感じて削除したい・非表示にしたいと考える人もいるでしょう。もし、終了画面がなくなれば動画を最後まで見られるので快適に楽しむことができるようになります。
結論から言うと、終了画面を削除したり、非表示にする事は視聴ユーザー側で操作することはできません。終了画面については動画を投稿するユーザーが動画の一部として設定しているのでこちらで設定を変更する方法はありません。
終了画面を表示させなくする方法
動画を視聴するユーザーが終了画面の削除や非表示設定をすることはできないと伝えましたが、終了画面を動画上で表示させなくする方法がいくつかあるので紹介します。
動画を投稿するユーザーに伝える
終了画面が邪魔なことを動画投稿しているユーザーに直接伝えると今後投稿するであろう動画から終了画面がなくなることや動画の邪魔にならないように設定してくれるかもしれない可能性があります。
動画投稿をしてYouTubeチャンネルを運用しているユーザーの中にはお問い合わせ先を設けている人やコミュニティ投稿機能を開放している人がいます。
もし、お問い合わせ先もコミュニティ投稿機能がなかったとしても、動画のコメント欄に書き込むのも手段の一つとしておすすめです。
アノテーションのON/OFFは設定できるかもしれない
アノテーションとは、2019年1月15日に廃止された機能で、動画内にテキストやURLを貼ることができるものでした。
2019年以前に投稿された動画にはアノテーションが表示されている動画があり、視聴中に邪魔だと感じることもあるかもしれませんが、PC画面で視聴する時に限り、アノテーションのON/OFFボタンが表示されるので非表示にすることができる可能性があります。
拡張機能を利用する
YouTubeのみで終了画面を非表示にすることはできませんが、拡張機能を利用することで終了画面を非表示にすることはできます。
「Unhook」はYouTubeの様々な機能を停止して動画に集中できる環境を作ることができる拡張機能です。
終了画面を非表示にする詳しい手順は以下となります。
- 「Unhook」をインストールします。
- 拡張機能マークをクリックして、「Unhook」をアドレスバーの隣に表示させます。
- 「Unhook」をクリックしてチェック項目を全て外します。
- 「Hide End Screen Cards」のみチェックを入れれば完了です。
上記の設定でYouTube動画を視聴する際に終了画面が表示されなくなります。もし、終了画面が表示されたままの場合は、ページの更新やブラウザの再起動を試してみてください。
まとめ
YouTube動画を最後まで楽しみたいユーザーにとっては、動画に設定されている終了画面が邪魔だと感じることもあると思います。
しかし、終了画面で別の面白い動画に出会えるというメリットになる可能性もあります。終了画面がどうしても気になる場合は、動画投稿するユーザーに伝える等終了画面を表示させない方法を試してみてください。