自分のホームページやブログを作ったけれど、なかなかアクセス数が増えないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
アクセス数が増えると、商品やサービスが多くの人の目に留まる可能性が高くなるため、売上や広告収入のアップに繋がります。
しかし、アクセス数を増やすには、自然にアクセスされるのを待つのではなく、Googleなどの検索エンジンで読者の目に留まるように上位に表示されることが重要です。
ここでは、ホームページやブログが検索サイトで上位表示されるよう、効果的にアクセス数を増やすための方法を紹介します。
初心者でも簡単にできるアクセス数を増やすためのポイント
アクセス数を増やすためのポイントと言われても、インターネットに関する専門知識がないと難しいのではないかと感じる方も多いのではないかと思います。
しかし、頻繁に新しい記事を掲載するといったちょっとした対策を行うだけでも、ホームページやブログのアクセス数を以前より増やすことができる可能性を高められます。
アクセス数を増やすには、質の良いコンテンツの作成・頻繁に記事の更新を行うことなどを含めてポイントが20個あります。
1. ホームページ・ブログのコンテンツ数を増やす
ホームページやブログのアクセス数を増やすためには、ユーザーに何度も足を運んでもらうことが重要です。しかし、ホームページやブログに掲載されている記事が1~3記事程度だと、ユーザーは1回のアクセスですべての情報を読み終えてしまいます。
内容を読み終えたホームページへ再びユーザーがアクセスしてくれる可能性は低いので、まずは1回の訪問では読み終えることができない量のコンテンツを用意する必要があります。
また、コンテンツ量を増やすと様々なキーワードに対応できるようになるため、Googleのキーワード検索を使用するユーザーからのアクセス数を増やすこともできます。
2. 定期的にホームページ・ブログに新しいコンテンツを掲載する
ホームページやブログなどへのアクセス数を増やすには、記事やコラムといったコンテンツを多数用意することが重要です。しかし計画を立てずにコンテンツ作成を続けると、なかなかコンテンツ作成の習慣を身につけられません。
そのため、2週間に1記事というように定期的に決められた数のコンテンツを作成するようにすると、ブログやホームページの記事数を安定的に増やせるようになります。
ただし、慣れないうちに1日1記事書くといった無理な計画を立てると長期間続けることが難しくなります。最初は1週間に1本と無理のないペースで始めるようにして、慣れてきたら徐々に作成する記事数を増やしていくようにしましょう。
関連記事:コンテンツマップがもたらす効果と作成手順を詳しくご紹介
3. 訪問者目線で必要となる情報が掲載されている
ホームページ・ブログへのアクセス数を増やすうえで、重要なのが掲載されているコンテンツの質です。
多数のコンテンツが掲載されていても訪問者にとって必要な情報が分からない・内容が面白くない記事ばかりのホームページやブログでは、アクセス数を増やすことはできません。
例えば初心者向けのホームページなのに、専門用語ばかりのコンテンツしか掲載されていなければ、コンテンツの内容が良くてもアクセス数を増やすことは難しくなってしまいます。
つまり、アクセス数を増やすためには、ブログの訪問者にとって、役立つ情報や面白いと感じられるコンテンツを作成することが重要なポイントとなります。
4. 最新の話題・トレンドを絡めたコンテンツを投稿する
話題のニュースや最新のトレンドなど時事ネタをもとにしたコンテンツを投稿すると、そのキーワードを検索する多くのユーザーを、ホームページ・ブログに集められます。
ただし、こうした時事ネタを使用したコンテンツ作成は、ブログやホームページの内容と関連性の薄いニュースで行うと、アクセス数を増やすどころか減らす原因となってしまいます。
もし、時事ネタをもとに投稿を行うならば、ホームページ・ブログの内容と関連性のあるニュースを選びましょう。また、日頃から関連する内容のニュースがないかチェックし、関連するニュースを見つけたら、すぐにニュースの内容などをまとめたコンテンツを掲載することが重要です。
5. 頻繁に新しいコンテンツをホームページ・ブログに掲載する
頻繁に新しい内容が追加されるホームページ・ブログは、訪問者にとって、最新の情報を知ることができるサイトという印象を与えられるため、継続的にアクセス数を増やす効果が期待できます。またコンテンツの更新頻度が遅いと掲載している情報が古くなり、役に立たなくなってしまう場合もあります。
リピーターを逃がさないためにも、頻繁にホームページ内に新しいコンテンツを追加し、訪問者が最新の情報を得られるようにしておくことが大切です。
また、Googleなどの検索サイトでは、更新頻度の低いホームページやブログは評価が低くなってしまいます。新規ユーザーの獲得という点でも頻繁にコンテンツを追加することは重要です。
6. 適切なSEO対策が行われている
GoogleやYahoo!の検索で、自分のホームページやブログが最初のページに出るようにすれば、それだけで多くのユーザーの目に留まりやすくなります。こうした検索サイトからのアクセス数を増やすために上位化を目指すのが、SEO対策です。(詳しくはこちらで説明しています。)
SEO対策を行う際は、上位化したい検索ワードを多く含んだ質の良いコンテンツを掲載するようにしましょう。
ただし、キーワードの盛り込み方が不自然だったり、ホームページやブログの内容と異なるキーワードのコンテンツが多いと質の低いホームページ・ブログとみなされ、評価が下がってしまいます。
そのため、どのキーワードで上位化したいかを考え、コンテンツ作成を行うことが大切です。
正しいキーワードの入れ方はこちらから学ぶことができます。
7. ロングテールSEOにより訪問者を増やす
ロングテールSEOは、ホームページやブログに同じキーワードに沿った様々な内容のコンテンツを増やすことによって、新規ユーザーの目に留まる機会を増やすSEO対策です。
「トマト レシピ」のように2つ以上の単語によるキーワード検索の上位化を目指すため、トマトなどキーワード単体の場合と比べて、競合コンテンツが少なくなります。そのため、自分のホームページやブログが上位化される可能性を高めることができます。
また、ホームページやブログの内容に関係があるコンテンツを複数のテーマに合わせて作ることにより、他の検索キーワードでアクセスした訪問者にも他のコンテンツを見てもらえる可能性が高くなります。
8. Googleが好むサイト構造を心がける
コンピュータ上でホームページやブログを表示するための内部構造(HTML)に対して、タイトルタグの追加やメタディスクリプション(ページ概要)などの埋めこみを行うのが、内部SEOです。
サイト内のページもタイトルを同じにするのではなく、ページごとにオリジナルのタイトルをつけるようにするなどの工夫をすると、サイトの評価が高くなるためアクセス数を増やすことができます。
しかし、ただキーワード数を増やすとスパムと判断されてしまう場合があります。またメタディスクリプションは規定の文字数以上の文章は表示されません。一目でユーザーに分かるように簡潔かつ効果的なキーワード選定を行うことが重要です。
9. 他サイトからのアクセス数を増やす
自分のブログやホームページに関連性のある他サイトにリンクが貼られていると、質の良いサイトという評価が得られます。
以前は金銭による依頼を受けたSEO業者により、他サイトへのリンク貼り付けが自動的に行われていたこともありました。しかしこの方法は現在Googleのガイドライン違反になっているため、この方法でリンクを増やすと自分のホームページやブログが検索結果に表示されなくなってしまいます。
そのため外部サイトからアクセス数を増やす場合は自然とリンクを獲得できるよう、質の良いコンテンツ作成と情報発信を行うことが大切です。
10. サイト訪問者に対するコンテンツ表示が遅くなっていないか確認する
ホームページやブログを開くとき、コンテンツが表示されずイライラした経験がある方もいるのではないでしょうか。
実際にコンテンツ表示の遅さは、サイト訪問者の離脱率や直帰率といったサイトへのアクセス数に大きな影響を与えます。また、Googleはコンテンツ表示の速度が遅いホームページ・ブログに対して低い評価をするため、検索サイトからのアクセス数を増やすといった点でも表示速度の速さは重要です。
サイトの読み込み速度は、PageSpeed Insights(Google提供)のようなツールを使用すると簡単に計測することができます。PageSpeed Insightsはサイトの読み込み速度の計測だけでなく、圧縮した方が良い画像のアドバイスといった改善点も教えてくれるので、便利です。
11. スマートフォンからでもサイトが見やすくなるようにする
ドイツのSEO会社の調査によると、日本では75.1%以上のユーザーがスマートフォンから検索を行っているという結果が出ています。
スマートフォン未対応のホームページやブログだと、文字や画像が読みづらくなるため、サイトの閲覧を途中でやめてしまうユーザーが多くなります。リピート率を下げないためにも、ホームページ・ブログをスマートフォン対応にすることは重要です。
また、スマートフォンによる検索の場合、Googleはスマートフォンに対応しているサイトを上位表示する仕組みになっています。ホームページやブログをスマートフォンに対応させることは、リピート率の維持や検索サイトからのアクセス数を増やすためにも有効な方法と言えます。
12. SNSのフォロワーにシェアしてもらえるようなコンテンツを作成する
TwitterやInstagramなどのSNSはそれぞれ数千万人以上のユーザーがいるため、自身のSNSアカウントのファンを増やせば、多くのフォロワーに自分のコンテンツを拡散することができます。
さらに、SNSで拡散した記事はフォロワーを通して、直接自分のフォロワーではないユーザーにも情報を届けられるため、新規ユーザーからのアクセス数を増やすといった点でもメリットがあります。
その他にも、ホームページやブログにSNSへの情報拡散が簡単にできるソーシャルボタンを設置しておくと、さらに自分のコンテンツをシェアしてもらえる可能性が高まります。
13. 今後の商品リピーターを増やす方法として有効なクロスメディア
商品を購入してもらったお客様に自社のホームページを見てもらうことは、アクセス数を増やすだけではなく今後のリピーターを増やせる機会にもなります。しかし、購入したお客様にただ「ホームページをご覧ください」と伝えてもアクセス数を増やすことは難しいでしょう。
しかし、パンフレットなどにURLを記載したうえで、「商品の効果的な使い方や新商品の情報をホームページに掲載していますのでご覧ください」と伝えれば、自然とお客様を自社のホームページに案内することができます。
また、二次元コードも同時に掲載しておけば、スマートフォンからのアクセスが簡単になるので、さらにアクセス数を増やすことが期待できます。
14. 自社のサービスや商品を購入・利用してくれた人に連絡する
アクセス数を増やすには現在、自社と取引している会社やお客様にホームページ・ブログができたことを連絡し、ホームページへアクセスしてもらえる体制を作ることが重要です。
ホームページがあれば、現在取引している会社も他社に自社のサービスを紹介しやすくなるため、新規顧客の開拓に繋がる可能性も期待できます。
また、店舗であれば営業時間外でも利用できる予約システムなどの案内を行えば、ホームページを見てくれるお客様の数を増やせます。しかし、この方法はアクセス数を一時的にしか増やすことができない方法のため、注意が必要です。
15. フリーペーパーなど、地域向けの情報誌に情報を掲載する
地域限定の情報誌やフリーペーパーなど紙媒体に店舗や会社の情報を掲載することで、特定の地域の人にサービスや商品をアピールできます。加えて、インターネットをあまり使用しない中高年層にもサービスや商品をアピールできるため、幅広い年齢層からのアクセス数を増やすことができる可能性があります。
特に取材といった形で記事として、店舗・会社を紹介してもらうと、通常の広告よりもユーザーに興味を持ってもらえる可能性が高まるため、さらに広告効果を期待できます。また、紙媒体への掲載はインターネット広告と比較して、顧客からの信頼を得やすいといったメリットもあります。
16. レビュー・口コミサイトに店舗情報を掲載しておく
飲食店やサロンなど、実店舗でサービス・商品販売を行っている場合、口コミサイトやレビューサイトに店舗情報やホームページのURLを登録するのがおすすめです。
無料で利用できるサイトもありますし、口コミサイトを見たユーザーによって、ホームページへのアクセス数を増やすことが期待できます。
また、実際に店舗を利用したユーザーが口コミサイトに高評価のレビューを投稿してくれれば、その口コミから新たな顧客に来てもらえる可能性があるため、長期的な顧客獲得の手段としても効果的です。
17. Googleマイビジネスに店舗情報・ホームページのURLを登録しておく
Googleマイビジネスにホームページや店舗情報を追加しておくと、Googleマップ上に店舗の情報が表示されやすくなります。
特に飲食店のような実店舗で地域密着型の事業を行っている場合は、あらかじめGoogleマイビジネスに住所や営業時間を登録しておくと、地域名での検索の際に上位表示される可能性が高くなるため、アクセス数を増やす効果を期待できます。そして、意図的にGoogleマップからサイトへ流入数を増やす施策のことをMEO対策と言います。
また、営業中の店舗を検索したいユーザーの目に留まる可能性も高められるなど、様々な検索キーワードからの顧客獲得に効果があります。また、Googleマイビジネスには口コミ投稿機能や事業者側から写真投稿ができる機能もあります。そのため、店舗の宣伝や新規顧客獲得のツールとしても活用できます。
18. インターネットやSNSなどの広告でサービス内容をアピールする
Web広告は、多くの人に自社のサービス・商品をアピールできるため、新規顧客を獲得したい方におすすめの宣伝方法です。
特にWeb広告の主流となっているリスティング広告は、特定のジャンルに興味を持つ人に効率よく自社のサービスやホームページをアピールできるため、短期間でアクセス数を増やすのに高い効果を発揮できます。
しかしWeb広告は種類が多いため、広告ごとの特性やターゲット層を明確にしておかないと、思うように効果が出ないことがあります。そのためWeb広告を利用する場合は、事業内容や獲得したい顧客層の年代をもとにWeb広告の種類を使い分けることが大切です。
19. メールで自社のサービス・商品を宣伝する
相手に直接商品・サービスを宣伝できるメルマガは、ホームページへのアクセス数を増やすという点でも効果的です。
また、メールを送ること自体にはお金がかからないため、他の宣伝方法よりも低コストで運用できます。加えてメルマガはビジネスの周期に合わせて、新商品案内などのメールを送ることができるので、長期間顧客とのコミュニケーションを維持するためのツールとしてもおすすめです。
20. 映像を活用した宣伝を行う
YouTubeなどにサービス・商品に関する動画を投稿すれば、興味を持ったユーザーをホームページに呼び込める可能性を高められます。
また、YouTubeでの掲載順位が上がれば、Google検索以外のユーザーからのアクセス数を増やすことができるといった点でも、動画を使用した宣伝はおすすめです。
映像からホームページへのアクセス数を増やす場合タイトルや説明文だけでなく、サムネイルの内容もユーザーに魅力的に見えるようにすることが大切です。
また映像を活用した宣伝は、静止画よりもユーザーの印象に残りやすいだけでなく、実際のサービスや商品のイメージを伝えられるといった顧客獲得の面でも大きなメリットがあります。
まとめ
自分のブログやホームページへのアクセス数を増やすことは、リピーターの獲得だけでなく検索サイトからのアクセス数を増やすといった点でも重要です。
しかし、アクセス数を増やすためGoogleのガイドラインに違反する行為や、サイトと関連のないコンテンツ内容を掲載するとGoogleやユーザーからの評価が低くなるため、継続してアクセス数を増やすことは難しくなります。
長期的にアクセス数を増やすのであれば、自分のブログやホームページに関連するコンテンツ内容を充実させ、ユーザー目線で質が高いと感じてもらえるホームページを作りましょう。そのうえで、自店舗や自社のサービスがGoogleで目に留まる可能性を上げられるSEO対策などを行うことが大切です。